こんにちは。
ウェルネススタイリストの二宮です。
年が明けてから、新型コロナウィルスの話題ばかりですね。
新型コロナウィルスもそうですが、
風邪やインフルエンザなどを予防するには
「免疫力を高める」ことが重要なことは
皆さんお分かりかと思います。
ところで、
免疫力を下げる要因として、
喫煙、飲み過ぎ、太り過ぎ、運動不足など
が上げられますが、
それよりも
免疫力を下げる要因があることは
ご存知ですか?
それは
孤独
です。
孤独につながる「社会的つながりの少なさ」
が死亡率に与える影響を調べた研究は色々あります。
2010年に、
アメリカ・ブリガムヤング大学のジュリアン・ホルトランスタッド教授(心理学)は、
30万人以上のデータを集めて分析し、
「社会的なつながりを持つ人は、持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する」
とする結果を発表しました。
そして、孤独のリスクは、
(1)一日タバコ15本吸うことに匹敵
(2)アルコール依存症であることに匹敵
(3)運動をしないことよりも高い
(4)肥満の2倍高い
と結論づけました。
また、2015年には、約340万人のデータから、
「社会的孤立」の場合は29%、
「孤独」の場合は26%
「一人暮らし」の場合は32%
も死亡率を高めるとの結果を導き出しました。
「孤独」を感じることによって、
そのストレスから体の中で炎症が発生し、
心血管疾患、脳血管疾患を発症したり、
免疫力が下がって感染症にかかりやすくなるため、
肺炎など呼吸器系の疾患にかかってしまうなど
様々なリスクが考えられるようです。
このところ、
毎日ニュースで取り沙汰されている
クルーズ船での新型コロナウィルスの
感染者増加も
このことが少なからず影響しているように感じます。
早く収束に向かうことを祈るばかりです。
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