健康コラム

ジョギング中でもマスク?

こんにちは。

ウェルネススタイルストの二宮です。

 

みなさんは、コロナ禍の外出自粛で運動不足になっていませんか?

 

屋外ででジョギングしている人も増えてきていますが、

皆さんマスクをして走っていますね。

 

京都大学iPS細胞研究所所長で

2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞した山中伸弥教授は

新型コロナウイルスは自覚症状のない感染者の方が多いことについて警鐘を鳴らし、

その上で、「走って大きな息をすると、もしかしたら周りにウイルスを撒き散らしているかもしれません」としてマスクの使用をおすすめしています。

 

ジョギング中のマスクも「新しい日常」の一つになるのでしょうか?

 

しかし、ジョギング中のマスクは

リスクも伴いますので十分注意した方が良いですね。

 

以前、健康カレッジのオープニングパーティーでも講演をしていただきました、

すぎおかクリニックの杉岡充爾先生は、

 

「マスク着用で熱中症になりやすい」と注意を呼びかけていますので

今回はそれをシェアさせていただきます。

 

なぜ、「熱中症」になりやすいかと言うと・・・

 

人は、体温が上昇したときに体温調節機構が働き、

上昇しすぎた体温を発汗などにより体温を下げようとする。

 

呼吸でも息を吐くときに熱を発散させているが、

マスクをしていることにより、

呼吸による熱の発散・放熱が

できなくなるため体温が下がりにくくなる。

 

そして、呼吸から熱を放散するためには、

エネルギーが必要で、そのエネルギーの元は酸素なので、

熱放散するためには多くの酸素が必要。

 

しかし、酸素補給するにもマスクで遮られるので、

マスク着用による低酸素と体温調節の破綻が出現し、

熱中症の危険性が増してしまう。

 

また、マスク着用に伴う低酸素症により判断力が低下のリスクもある。

 

判断力が低下すると

脱水への感度も低下したり

水分補給への意識も落ちてしまう可能性がある。

 

そのため、マスク着用に伴う判断力の低下が

この時期の熱中症を助長する可能性がある。

 

ということだそうです。

 

 

私は、運動不足を解消するためには、

ハァハァと息を切らしてまで走ることは必要ないと考えています。

 

少し息が上がるくらいの、心拍数で言えば110~130くらいの速さで

早歩きを30分程度すれば十分かと思います。

 

それくらいの運動ならば、マスクをしていても、それほどの酸素不足にはならないですね。

 

とはいえ、これからの時期は特に普段以上の水分補給を心掛けたり、

早朝のまだ涼しい時間帯に運動をするなど、十分気をつけることは必要です。

 

 

ABOUT ME
二宮 幸夫
二宮 幸夫
【ウェルネススタイリスト】
【健康経営アドバイザー】
【ファッションソムリエ】
【消費生活アドバイザー】


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