こんにちは。
ウェルネススタイリストの二宮です。
先週の東日本は台風19号の影響で大変な週末でした。
被害に遭われた皆様には謹んでお見舞い申し上げますと共に、一日も早い復旧を心よりお祈り申し上げます。
さて、この台風19号の接近に伴い、気象庁は早くから「直ちに命を守る行動を」と呼びかけており、NHKでも、災害心理学の専門家の指摘として「自分は大丈夫だろうという心理状態は、災害時に危険な『正常性バイアス』のおそれがある」と注意を呼びかけていました。
『正常性バイアス』とは、何らかの異常事態が起きた時に「これは正常の範囲内だ」と思い込んで、心を平静に保とうとする働きで、生きていくうえでは必要な心の働きである一方、災害時には危険を過小評価してしまうことにつながり、避難が遅れる危険があるということです。
『正常性バイアス』
私は、日本人の『健康』に対する考え方にもあると思います。
災害時、危険が迫っているという情報を聞いても、人はなかなかリスクを認知できず、逃げることができなくなり、結局逃げ遅れてしまい被害に遭ってしまう。
日本の医療保険制度の危機的な状況が報道され、『健康』の重要性が取り沙汰されても、「自分は大丈夫だろう」とこれまでの自分の生活習慣は改めない。そして、病気が顕在化してリスクを認識した時にはもう手遅れの状態。
まさに『正常性バイアス』が働いていませんか？
こんなことにならないように、
早くから「自分の身は自分で守る行動」をすることが必要です。
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