こんにちは。
ウェルネススタイリストの二宮です。
インフルエンザの患者が増えてきています。
27日(金)に厚生労働省から発表された12月16日〜22日のインフルエンザ発生状況によると、全国患者報告数は10.5万人でした。前週と比較すると、およそ2.8万人増加しているとのことです。
東京では、昨年よりインフルエンザの流行が早まっていて、今後も流行度が高まり、1月下旬以降にピークを迎えると予想されています。
特に、年末年始は、帰省や旅行などで人の移動が多くなります。
インフルエンザは人混みでの感染リスクが高まりますので十分注意してください。
「健康カレッジ」に訪れている皆さんにとっては、言わずもがなだとは思いますが、
「インフルエンザの予防」について、少しお話しをさせていただきます。
数日前に、大手スーパーが販売員のマスク着用を原則禁止としたというニュースが話題になりました。
まだ、「インフルエンザ感染予防のためにもマスクは必要だ」という声は根強いようです。
しかし、
「マスクによるインフルエンザの感染予防効果はない」
ということが分かっています。
詳細はここでは控えさせていただきますが、
厚生労働省のインフルエンザの予防策でも、
1) 流行前のワクチン接種
2) 外出後の手洗い等
3) 適度な湿度の保持
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5) 人混みや繁華街への外出を控える
の5つを挙げていて、「マスクの着用」は予防策とされていません。
しかし、自分が咳やくしゃみ等の症状があって、周りに飛沫感染を防ぐという点ではマスクは必要です。
なので、マスクは必要という方に、
マスクをする際に気を付けていただきたいこと。
それは、「マスクの表面を触らない」ということです。
マスクの表面には、風邪やインフルエンザなどのウイルスがついています。
マスクの表面を触った手を口や鼻に持って行くと、ウイルスは上気道に入り込みますし、スマホやパソコンのキーボード、電話の受話器、電車のつり革などに触れればウイルスが付いてしまい、そこから感染するリスクがあります。
まずは、マスクの表面を触らない。
もし触ってしまったら、直ぐによく手洗いをすることを忘れないでください。
中には「もったいない」と思って、マスクを再利用している方はいませんか?
一度使ったマスクは捨てて、その都度新しいマスクを使いましょう。
マスクを外す際は、マスクの表面には触らず、耳の付近のゴムをつかみ外して、直ちにゴミ箱に捨て、すぐに手を洗ってください。
次に、
「うがい」もインフルエンザの予防対策になりますが、
何でうがいをするのかについては、緑茶が良いとか、紅茶が良いとか諸説色々あります。
私は「水」でも良いのでは・・・、と考えますが、
これについては、皆さんの判断にお任せします。
まずは「うがい」をするということが大事です。
ただ、イソジンなどヨード系のうがい薬は、殺菌効果が強く、普段から口やのどの粘膜の中にある「常在菌」まで殺してしまう恐れがありますので、予防の点では良くないと思います。
また、年末年始は、つい夜更しをしてしまったり、生活リズムが崩れてしまいがちです。
睡眠の質を良くすることもインフルエンザ予防の一つですから気を付けましょう!
では、皆さま、来年もよろしくお願いいたします。
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