おはようございます。
ウェルネススタイリストの二宮です。
昨日の日本経済新聞の朝刊にこんな記事がありました。
【不妊検査、男性も早期に 専門施設や「夫婦受診」も】
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO52231810V11C19A1TCC000/
「不妊」の原因の半分は男性側にもあると言われます。
そして、男性不妊で専門医を受診した人の約八割が
「造精機能障害」で、
その半分以上が原因不明と診断されています。
「造精機能障害」とは、精子をつくり出す機能自体に問題があり、
精子をうまくつくれない状態のこと。
つまり、
精子の数が少なかったり、
精子の運動率が低かったり、
精子のDNA損傷が多い・・・、
ということです。
2017年に「欧米人男性の精液を約40年間調査した結果、精子の数が6割も減少している」という論文も発表されています。
この調査は欧米人だけの調査ですが、
実は、日本人の精液データは、
欧州各国と比べても最低レベルにあるとの報告もあるんです。
そして、男性も35歳を過ぎてくると、
精子の「妊娠させる力」=「精子力」が落ちてくるということも分かってきています。
「まだまだ、性欲もあって元気だ!」と言っていても、
精子の「質」は徐々に低下していくんです。
また、「もう子作りはしないから大丈夫」とは言っても、
精子数の減少は、脂質代謝の変化と関連し、
糖尿病や心疾患のリスク、骨密度の低下にも影響する可能性があるとも言われています。
つまり、
精子の数や質は全般的な健康とも関連しているということですね。
精子力を低下させる要因として指摘されているのは、
・喫煙
・運動不足
・座りすぎ
・過度な飲酒
・脂肪過多
・睡眠不足
・ストレス など
結局、精子力を向上させるのも、「生活習慣の改善」が一番ということです。
中でも、食生活の改善は一番大事です。
「人は食べたもので出来ている」と言われるのと同様、
「精子」も食べたもので出来ています。
「自分はまだ大丈夫」だと思って、
これまでと変わらない食生活で過ごしていたら、
身体の中では、精子減少のスピードが速まり、
いつかゼロになってしまいかねません。
本人が気付かないだけで・・・。
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