こんにちは。
ウェルネススタイリストの二宮です。
新型コロナウィルスに関する緊急事態宣言が解消され、
在宅勤務からオフィス勤務に戻った方も多いのではないでしょうか?
そして、在宅勤務を続けていた中で、
これまでは当たり前のようにしていた生活習慣に
何かしら変化があったかと思います。
そして、こんな記事を見つけました。
『在宅勤務で「エナジードリンク飲まなくなった」の声続々 どうして?』
https://www.moneypost.jp/666989
私もサラリーマン時代に、毎朝、会社近くのコンビニで買って飲んでましたね~‼
「翼を授ける」エナジードリンク‼ (笑)
(6年前に20㎏ダイエットして、健康に目覚めてからは一切飲んでませんが・・・)
もし、在宅勤務でエナジードリンクを飲む習慣が無くなった方がいるのであれば、
是非その習慣は継続してもらいたいものですね。
エナジードリンクは、
強い炭酸とカフェイン、そして身体に必要なアミノ酸やビタミンB群などを添加していて、
そしてカッコいいキャッチコピー!
なんか効きそうなイメージがありますよね。
本当にそうなんでしょうか?
健康カレッジの読者の方々でしたら、もうお分かりだと思います。
けど、もし、在宅勤務で「エナジードリンク飲まなくなった」
という方がいらっしゃいましたら、
そのまま続けてほしいという思いを込めて・・・
そもそも、レッドブルなどのエナジードリンクは、
清涼飲料水に分類されます。
つまり、ジュースと同じ分類です。
実は、海外のレッドブルには「タウリン」が入っていますが、
日本のレッドブルには「タウリン」は入っていません。
それは、日本でタウリンが入っていると「医薬部外品」に分類されてしまうためで、
その代わりにアルギニンが入っています。
まずは、そのアルギニン。
アルギニンには、成長ホルモンの分泌を促して筋肉増強作用、免疫機能の向上、血流改善、生殖機能の改善等の効果があります。
しかし、レッドブルに含まれるアルギニンは、
100㎖当たり120mgなので、一缶250gで300mg。
アルギニンが効果的に働くには
1日に2000~4000mg以上の摂取が必要だと言われていますので、
アルギニンの効果を得るためにレットブルを飲む必要があるのかどうか・・・。
ならば、カフェインは・・・?
というと、
カフェインの効能としては、
眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用など様々な効果があります。
レッドブルには、カフェインが100㎖当たり32mgですので、一缶250㎖で80mg。
しかし、
レギュラーコーヒーが100㎖当たり約60mg、250㎖だと約150mg。
玉露にいたっては、100㎖当たり約160㎖、250㎖だと約400mg
眠気覚ましや気合いを入れるためにカフェインの力を借りたいのなら、
コーヒーや緑茶を飲む方が良いのではないでしょうか?
そして、一番の問題は
砂糖
です。
レッドブル1缶には、炭水化物が100㎖当たり10.8g、一缶250mlだと27g。
なので、3gのスティックシュガーだと9本も入っていることになります。
WHOが推奨する砂糖の一日の摂取量は25gです。
レットブル1本で一日の砂糖の推奨摂取量を超えてしまいます。
そして、砂糖は急激に血糖値を上げるため、
一時的にアドレナリンを分泌して脳を興奮状態にすることで、
身体に「元気が出た」と錯覚させます。
しかし、
人間の体は急激に上がった血糖値を下げようと作用するため、
すぐにその効果は切れてしまい、今度は急激にだるさや眠さが襲ってきます。
この血糖値の急上昇や乱高下は、
「血糖値スパイク」とも呼ばれ、
身体に大きな負担をかけ、様々な病気のリスクを高めてしまいます。
更に、砂糖は「マイルドドラッグ」とも呼ばれるように、
麻薬のような中毒性や依存性があるため、
砂糖が切れるとまたすぐに欲しくなってしまうという、
負のスパイラルに陥ってしまう・・・。
そして、エナジードリンクを何本も飲んでしまうことで
カフェインの過剰摂取にも繋がり、
身体へのリスクが更に大きくなります。
いかがでしょうか、
もし、「在宅勤務でエナジードリンクを飲む習慣がなくなった!」
という方がいらっしゃいましたら、
その習慣、そのまま続けてみませんか?
記事の中では、
エナジードリンクのかわりに炭酸飲料を飲むようになったという方もいましたが・・・。
「うーん・・・!?」
まずは置き換えたことで、
「良し」としたい!
けど、出来ればスパークリングウォーターにして欲しい!(笑)
健康カレッジメンバーの特典
- メンバー価格で、勉強会&ランチ会に参加できます
- 毎週、健康関連書籍の解説動画を提供します。
- メンバー専用サイトで勉強会のビデオから繰り返し学べます
- メンバー専用サイトからヘルスコーチに個別で質問ができます
- Zoomで個別相談ができます(毎月30分)
- メンバー限定のFacebookグループで情報交換ができます