こんにちは。
クローン病専門ヘルスコーチの会田です。
「腸漏れ=リーキーガットが起こる原因」とは何か?
前回、「腸漏れ=リーキーガットが起こる原因」とは何かについて書きました。
おさらいすると、
とお伝えしました。
腸内細菌の組成バランスは、幼少期のころにほぼ決まってしまうので、大人になってからおいそれとすぐに変えることはなかなかできないのですね。
このように幼少期に十分な腸内細菌を取り入れることができなかった人は、腸内細菌の数がかなり少ない「弱い腸」になっている傾向にあります。
そして、この「弱い腸」に追い打ちをかけ、腸の粘膜を疲弊させるある身近な食べ物が存在します。
腸漏れ=リーキーガットを進行させる食べ物とは?
それは、
です。
小麦を使った食べ物といえば、ラーメン・パスタ・うどん・クッキー・パンなど、私たちの日常生活に深く入り込んでいるものばかりですよね。
そんな身近な食べ物が、様々な不調を引き起こす腸漏れ=リーキーガットの原因の一つになっている、というのは個人的にはちょっとショックですね。(パン大好きなので笑)
リーキーガットを引き起こすのは、正確に言うと小麦に含まれる「グルテン」。グルテンとは、小麦に含まれるタンパク質のこと。
このグルテン、食事から体内に取り込まれると、小腸内で「ゾヌリン」と呼ばれる物質を放出させる作用があります。
ゾヌリンの濃度が体内で高まると、どうなるか?
小腸粘膜細胞の結合部分(タイト・ジャンクション)が緩んで、より「腸漏れ=リーキーガット」が進行してしまうのです。
腸漏れ=リーキーガットはどうやって治す?
腸漏れ=リーキーガットが、普段、何気なく食べてきた小麦製品から発症しているとしたら、厄介ですよね。
腸漏れ=リーキーガットの原因は、じつはグルテン以外にもさまざまなものがありますが、ここで最も簡単な腸漏れ=リーキーガットの解消法をお伝えします。
それは
グルテンフリーとは、最近よく聞かれるようになってきましたが、毎日の食事から小麦製品を極力取らないように減らした食生活を送ることです。
今まで好きで食べてきた小麦製品をガマンするのは、大変かもしれません。
けれど、まずは2週間だけ、グルテンフリーを実践してみてください。
もし、2週間後、あなたの体調に何らかの良い変化があれば、これまでの不調の原因はグルテンだった可能性が高いと言えるでしょう。
次回は、腸漏れ=リーキーガットを治療するための別な方法を紹介します。
《この記事のライター》
クローン病専門ヘルスコーチ 会田忠弘
国指定の難病である「クローン病」を自然療法を用い、投薬フリーでコントロールすることに成功。同じ病に苦しむ患者に向け、情報発信を行っている。
健康カレッジでは、「健康は自ら管理し、自ら学び、自ら実践する」を合言葉に、薬を用いない自然療法について広く情報発信を行う予定。
趣味は、読書、カフェ巡り、音楽鑑賞。
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