11月も半ばを過ぎ、本格的な寒さを迎える季節に差し掛かってきましたね。いわゆる「季節の変わり目」を迎えています。
私自身もそうでしたが、この季節の変わり目に風邪をはじめ、さまざまな体調不良に悩まされる人も多いのではないでしょうか。
今回は、簡単ですぐに実行できる季節の変わり目に効果的な体調管理法についてお伝えします。
季節の変わり目に体調を崩すきっかけ
人間には、本能として備わっている「ホメオスタシス」という機能があります。
生物の最大の使命とは、DNAを残すことであり、そのために気候変化や外敵からの攻撃などを乗り越えて生存することが求められます。
生存のために、体内環境を一定範囲内に保つ必要があり、その役割を担っているのがホメオスタシスなんです。
体温、血圧、血糖値、心拍数、といった値は、人間であれば誰でもほぼ一定の値を維持していますよね。
そして、このホメオスタシスを乱し、DNAを残す生物の使命を脅かすものすべてが、じつはストレスになりうるのです。
つまり、季節の変わり目に起こる気温差が激しい環境にさらされることは、人間にとって物理的なストレスに該当するんです。
なぜ季節の変わり目に体調が崩れやすいのか?
結論から言うと、
ストレスに話を戻すと、
季節の変わり目に起こる激しい気温差といった物理的なストレスが降り掛かってくると、人間の身体はそのストレスに対抗するために、
脳にある視床下部からの指令により副腎という臓器から「コルチゾール(別名ストレスホルモン)」を大量に分泌します。
http://www.ee-life.net/hatena/killer.htmlから引用
コルチゾールの分泌は白血球の働きを抑制します。結果、白血球が細菌と戦う力が弱まることで、免疫が低下するのです。
免疫が低下すれば、当然、風邪やウイルスに感染しやすくなります。
季節の変わり目に効果的な栄養素とは?
コルチゾールの分泌が盛んになってくると、ホルモンの合成のために、ある栄養素が大量に使われます。
じつは、副腎は身体のなかで脳や白血球と並んで、ビタミンC濃度が非常に高いのです。
つまり、副腎はコルチゾールを分泌するためにビタミンCを大量に必要とするビタミンC大食漢なのです。
以上を踏まえると、季節の変わり目に起こる体調不良対策に摂るべき栄養素は、
ビタミンCを積極的に摂って、気温差に負けない身体づくりをしていきましょう!
必要量としては、
は摂るようにしましょう。
ビタミンCは、サプリメントで摂るのが簡単です。薬局に販売されている合成のもので構いません。簡単に手に入ります。大事なのは量です。
季節の変わり目に体調不良でお悩みの方は、ぜひ今日から試してみてくださいね!
《この記事のライター》
クローン病専門ヘルスコーチ 会田忠弘
国指定の難病である「クローン病」を自然療法を用い、投薬フリーでコントロールすることに成功。同じ病に苦しむ患者に向け、情報発信を行っている。
健康カレッジでは、「健康は自ら管理し、自ら学び、自ら実践する」を合言葉に、薬を用いない自然療法について広く情報発信を行う予定。
趣味は、読書、カフェ巡り、音楽鑑賞。
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