ウェルネススタイリストの二宮です。
これまで、2回にわたり栄養面から見た「花粉症対策」についてお話ししてきました。
今回が最終回になります。
前の2回はこちらからご覧ください。
今回は、
「腸内環境」についてお話しします。
免疫と腸内環境は、関わりが強いとされています。
そのため、腸内環境を整えることで、
免疫を正常化させることが期待できます。
では、腸内環境を整えるためには、
どのようにしたらよいでしょうか?
それば、「摂るべきモノ」を替えることです。
腸内環境を整えるために「摂るべきモノ」は
①食物繊維
②オリゴ糖
③発酵食品
の3つです。
順に、説明していきますね。
① 食物繊維
食物繊維は、消化・吸収されずに、小腸を通って大腸まで達する食品成分です。
では、食物繊維の効果というと、
・食物繊維で、大腸の中の嵩が増え、通過に時間がかかるので、
腸の中の悪玉成分が食物繊維に絡まり、体外に排出されます。
・食物繊維が善玉菌のエサになる。
・腸をクリーニングしてくれる。
などが挙げられます。
そして、食物繊維の多い食品は、
穀類、豆類、芋類、野菜、果物、きのこ類、海藻類 です。
上記の食品をバランスよく食べると良いでしょう。
②オリゴ糖
「オリゴ糖」は糖類の一種で善玉菌のエサになります。
そして、人の腸ではそのまま消化・吸収できない「難消化性糖質」であるため、
比較的低カロリーです。
はちみつにはオリゴ糖が多く含まれていますので良いのですが、
はちみつも糖分です。摂り過ぎはよくありません。
一日にスプーン1杯程度にしましょうね。
③発酵食品
発酵食品には、乳酸菌をはじめとした、善玉菌が豊富に含まれています。
納豆やキムチ、ザワークラフトなどを積極的に摂ると良いでしょう。
逆に、
「避けるべきモノ」についても、色々ありますが、
ここでは、1点だけお伝えします。
それは、「砂糖」です。
砂糖は腸内の悪玉菌の大好物です。
菓子類・ジュース類の摂りすぎは腸内環境を乱しますので気を付けましょう。
とはいえ、なかなかお菓子は止められない人も多いはず。
ジュース類などの清涼飲料水を飲む機会が多い方は、
まずは、水やお茶に変えることから始めてみましょう。
最後に、日常生活でのケアですが、
また、手洗いやうがいをこまめにすること、
日々の生活でのストレスや睡眠不足、アルコールの過剰摂取、喫煙などを避けることも大事ですね。
以上、腸内環境を整えるためにするべきことでした。
これまで、3回に分けて、栄養面からみた花粉症対策についてお話ししましたが、
人は食べたもので出来ています。
身体に入れるものをより良くすることで、免疫力を高めることが可能になります。
より良いものを食べて、これからの季節を快適に過ごせるようにしていきましょう。
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